今週は日弁連の派遣留学プログラムの内定者説明会と帰国者報告会がありました。
実は8月ぐらいにこのプログラムに応募しており、運よく来年の夏からイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)の客員研究員に内定を頂くことができました。9月の2次選考(面談)から10~11月の研究計画書や推薦状原稿のドラフトまで結構バタバタしており、留学プログラム関係ではようやく一息つけたという状況です。
今年の内定者はカリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学、シンガポール国立大学、エセックス大学にそれぞれ派遣が決まっており、私以外の3名のうち2名が直接の知り合いでした。内定者説明会(ZOOM)にアクセスして対面するまで知らなかったので驚きました…。
また今年はNYUは内定者がいないようでした。コロナ禍もあり希望者が集まらなかったのかな?とも思いつつ、帰国者報告会では担当の方から「例年倍率は大体5倍ぐらい」というお話もあり、事情はよく分かりません。NYUだけ出願時に提出種類が1つだけ多いのでそのせいもあるのかもしれません。
内定者説明会では、歴代の各校の派遣留学生からの引継書もご共有頂きました。渡航にあたっての注意点のみならず、住居選びや日常生活、研究活動の内容まで詳細に情報が載っており、本当に感謝です。派遣留学プログラムに応募するにあたっては志望校に順位を付けたうえで3校まで選べるのですが、その志望校選びにも役立ちそうな内容でした。
しばらくリーズLLMに関する記事は放置しちゃっていましたが(重要そうな情報は大体書き尽くしたというのもあります)、こうしてまた先輩方の詳細な引継書に救われる立場になると、もう少しちゃんとまとめたしっかりしたやつを作らなきゃなあという気持ちにもなりました。といっても毎年(ほぼ)必ず志願者がいる派遣留学プログラムと違ってリーズLLMは希望者がいない(=需要がない)可能性は高いのですが。。
私の年は私の他に法律事務所から1名、メーカーから1名の日本人LLM生がいましたが、近年を見ても他にリーズLLM生がいたような形跡はなく、今年もアプライはないかもしれません。とはいえアクセス記録を見ると散発的ながら読んでくださっている方はおられるようですので、いつか誰かの役に立つことを祈りつつ、また自身の回顧もかねて、また少しずつ追記できればと思っています。
またUIUCについてはプログラム応募時から2年前の派遣者の方が書かれているブログがあり、これもまた参考になるだけでなく面白い内容なので、自分も何か若い期の先生の参考になるような情報を書いていきたいです。