Blenheim Point

主に英国(リーズ大学)と米国(イリノイ大学)の留学について記載しています。

meat to meet

前回の更新から2カ月ぐらい日があいてしまいました。冬期休暇に入ってから日本に一時帰国しており特にシャンペーンネタで書くことがなかったというのが正直なところですが、無事に戻って留学生活を再開させております。震えながら。

でも嬉しいこともありました。

外国の生活は楽しかったり辛かったりいろいろですが、やっぱり食生活の点はままならないことの方が多く、中でもナンバーワンなのは普通のスーパーで薄切り肉が売ってないことです。リーズもそうだったのですが、基本的に売られてるのは厚めのお肉かひき肉系で、日本でいうところの豚こまや薄切り肉的なものがありません。

駐在生活が長いご家庭だと、肉をスライスして薄くする専用のスライサー(?)的なものを導入して解決していると聞いたことがありますが、まあいっても滞在は1年足らずですし、スライスの手間かけてまで薄切り肉食べたいかというのもあって、前期はひたすらブタ挽肉をガパオライスにしてご飯にかけて食べるという生活を送っていました。

後期もガパオ地獄かあとおもってしょんぼりしていたんですが、先日足を延ばした中華食材店でついに発見。

 

冷凍薄切り肉です。実はこの子の存在は知ってまして、リーズで生活していたときは中華食材店には基本的にこれが売っててよくお世話になってました。1枚1枚ロールになって分かれてパック詰めされており、日本だと全く見かけない形態(?)の売られ方ですが、保存・保管がしやすいですし、鍋に放り込むだけですぐにシャブシャブができるのでとても優秀です。

シャンペーンにきたときも当然にこれが手に入るものだと思ったのですが見当たらない。大学近くのAMKOやFar East Groceryとか、大学近くの目ぼしいアジア食材店は大体行ったのですが全く見つからず、「シャンペーンには薄切り肉は存在しない」と諦観してガパオ生活に突入していたわけです。

ところが先日なんとなくシャンペーンを徘徊したくなって、バスに乗って普段は全くいかない大学の西側の方にお出かけしてみたところ、Fresh International Marketというアジア食材店を発見し、そこで感動の再会(?)を果たせたという次第でした。

freshimarket.com

薄切り肉の他にもいろいろと食べなれたものが売っています。全般的に品揃えはAMKOや他のアジア食材店を凌駕しており、ここにくれば他のお店に行く必要もなさそうな印象です。もっと早く気づけばよかったです(やっぱり外に出るといろいろな発見がありますね。新しいダンジョンに入ったら隈なく探索しておかないと後で泣きを見るということを幼少期からバイオハザードシリーズで叩きこまれていたはずなのですが。)

あと実は薄切り肉問題にはもう1つ解決策がありまして、Weeeというアジア食材専用のECアプリで頼むことでも手に入ります。これも前期のときは知らず、年末に帰国した際に、同じくNYU留学から一時帰国中の先輩と梅田のグランフロントでご飯を食べているときに「アメリカでも薄切り肉が食べたい。つらい。」と愚痴ったところ教えてもらいました。

Weeeはこの物価高の割にはかなりコスト面を頑張ってるという印象で、35ドル以上頼めば配送料がタダということにも釣られ、お肉以外にも納豆なり鮭フレークなり冷凍うどんなりを大量に注文するヘビーユーザーに。さすがに↑のFresh International Marketよりは値段張りますが、そもそもこの時期のシャンペーンは外に出ることすら苦痛なので、お買い物に行く必要がないというのはかなりのメリットかと思います。

この2つで私の食生活はだいぶ改善することが確定したので、前期よりはいくらか快適なシャンペーン生活を送れそうです。めでたし。