Blenheim Point

主に英国(リーズ大学)と米国(イリノイ大学)の留学について記載しています。

【生活8】銀行口座の開設について

まず現地口座が必要かという話ですが、あったほうが何かと便利だと思います。学生生活をしているとピザパーティやら備品代やら何かと学生同士で費用をシェアする機会は多いですが、「私の口座はXXだから、ここに1人3£振り込んでね」的な精算をすることがほとんどです(日本よりも現金決済率低め)。

フラットの日本人4人のうち僕以外の3人は現地口座を開設していませんでしたが、それなりに不便そうでした。私の場合は勤務先からの送金を直接現地口座で受け取るアレンジだった関係で、口座の開設はマストだったという事情もありますが、作っておいて良かったと思います。

とはいえ、いざ口座を開設しようとして「イギリス 銀行口座 開設」的なワードで検索すると、概ね「手続きが超めんどくさい」「支店でアポイントをとらなければいけない」「そのアポが1ヵ月後とか」といったネガティブな情報が沢山出てきて先行き不安な気持ちにさせられます。実際僕がロイズのリーズ支店のアポを予約しようとしたら3週間後じゃないと空きがない状況でした。

半ばあきらめムードだったときに見つけたのがこちらのサイト(https://www.worldwidebear.net/entry/how-to-open-a-santander-bank-account-online

スペイン系のSantander銀行に、オンラインで口座を開設する方法が記載されています。バークレイズ・ロイズ・HSBCといった英国系の主要銀行ではありませんが、国内に多数の支店があるので日常生活での不便はありません。リーズ駅前にもちゃんとした支店がありますし、何より大きいのはリーズ大学内のLUUの地下にもキャッシュディスペンサーと小さな窓口が設置されていることです(他の銀行はありません。バークレイズの小さな支店であれば大学のすぐ前にありますが。)

口座維持費月額1£がネックといえばネックですが、たいした金額じゃありませんし、リーズ大に通うのであればSantanderが一番良いと思います。レイアウトやUIについては記事中の画像と少し変わっていましたが、Santanderのページに飛べば難なく開設までたどりつけると思います。

TwitterにもSantanderの公式アカウントがあり、問い合わせにも対応しています。これがなかなか便利で、ちょっとした質問があるときにリプを飛ばすと丁寧に答えてくれます(大体1営業日以内)

当然オンラインバンキングにも対応しているのでスマホのアプリからでも送金や残高確認ができますし、コンタクトレスのDebitカードも付随するので超便利です。というわけでなんだか回し者みたいになってしまいましたが、リーズ大の留学生であればSantanderにしておくのが無難かなと思います。

 

<2020年6月24日追記>

と在英中はSantanderさまさまだったのですが、その後ちょっとしたトラブルが。

<2021年1月12日追記>

イギリス国内で住所変更する場合はネットでできますが、海外に住所変更する場合(帰国するとき)は郵便で提出する必要があります。この点、他の一部の銀行は電話じゃないと受け付けてくれないらしいので(ロイズ使ってた人からの伝聞)、この点もSantanderのメリットかも?

帰国するとき口座も解約する(あるいは全部お金をポンドに変える)なら別にどうでもいいのですが、そのときのレートがどうなってるかわかりませんし、またイギリスに滞在する可能性がある人はとっておいても損はないんじゃないかなあと思います(BRPカードがないと口座開設は基本的にできなかったはず)