今日は郵便局へ行ってきました。
大学近くの寮に住んでいる場合、1番便利な郵便局はSt Johns Post Officeだと思われます。その名のとおりSt Johns Center の中に入っています(Merrionから通りを挟んだ向かい側の建物。マックがあるところ)
2.荷物の場合
荷物を送るフローは以下のような感じです。
(1)箱を買う
どんな箱でも送れるみたいですが、郵便局で買っちゃうのが手っ取り早いと思います。小さな箱から大きな箱までよりどりみどりです。1番小さな箱(紅茶の缶が何個か入る)で3£ぐらいでした。箱は局内にある無人レジでぴぴっと購入できます。カウンターで送料を支払うときに「箱代は払ったの?」と聞かれたので、たぶん箱の決済と送料の決済は同時にできます。私は家でゆっくり宛名書いたり梱包したりしたいので、毎回箱だけ別に買って持ち帰っています。
(2)宛名とインボイスを書く
郵便局の箱を買った場合、宛先と送り元を書く場所があるので、そこに直書きします。日本のゆうパックのような伝票はありません。他の方のブログでも「箱に住所を書くよう言われた」という記載がちらほらあったので、自前で箱を用意する場合でも同じかと。
海外へ荷物を発送する場合、インボイスちっくなシールを別途記入しておく必要があります。内容量と数量と重さと内容物の価格を書くアレです。局内を徘徊しているおっちゃんに「日本に荷物を送りたいからラベル?シール?的なやつくれ」というといっぱいくれます(無人レジの横に突き刺さっているので自分で勝手に持っていってOK)
このシールを箱にあいているところ(できれば側面)にペタッとはっつけます。不安ならシールごと持っていけばカウンターのおばちゃんが代わりに貼ってくれます。これで準備完了。
(3)カウンターにもっていく
St Johnsの場合、日本の郵便局のような番号札システムはありません。荷物をもって中央の列に並びます。
自分の順番がきて「日本に荷物を送りたい」というと、まずカウンターの前においてある重量計に荷物を載せるように指示されるのでそれに従います。そのあと「Tracking Informationはいるか?」と言われるので「いる」というとラベルをぺたぺた箱に貼ってくれます。
インボイスのシールを側面に貼ったほうが良い、と上で書いたのは、この段階で箱の上部にトラッキング用のシールを貼る場所を残しておくためです(作業上の便宜のため、トラッキングシールはできれば箱の上部に貼りたいとのこと)
事前に調べたところによると補償金額やスピードによって幾つかプランがあるみたいですが、他は特に何も聞かれませんでした(私のプアな英語力を察して空気を読んでくれたのかもしれません)。おそらくスタンダードなやつにしてくれたものと思われ、郵送料は13.5£でした。中身は500グラム弱だったはずなのでまあこんなものかと。
上述のとおり「箱の代金は払ったのか」と聞かれるので、支払い済みの場合はちゃんとイエスと答えないとダブルカウントされます(自己申告制っぽいあたりにイギリスらしさを感じる)
お会計を済ませると追跡番号が表示されたレシートをくれます。
あとは無事に届くよう祈るのみです。
<追記1>
11月23日(土)にリーズの郵便局へもっていき、12月5日(木)に日本の川崎東郵便局(税関付設)を通過し、7日(土)に都内に配達されました。11月26日(火)にはヒースローを出ていたので、日本についてから郵便局へ回るまでに時間がかかっていたようです。
<追記2>
12月6日(金)に郵便局へ持ち込んだ荷物は、12月11日(水)に川崎東郵便局を通過しました。
2.手紙の場合
荷物より簡単です。↑の荷物のフローのうち、(3)からスタートするだけです。郵便局内にある無人レジを使っても送れるみたいですが、切手代計算して貼ったりいろいろと面倒くさそうなので使ったことはありません。窓口にもっていっても普通に受け付けてくれます。
基本的にTracking Serviceの有無は聞いてくれないので、自分からお願いする必要があります。
あと注意しなければいけないのは、宛名の書き方です。のり代がない方(日本だと切手を貼る方)に宛先の住所、のり代がある方に自分の住所を書きます。要は日本で封筒に宛名/差出人を書く場合と同じです。
検索エンジンで「英語 封筒 宛名」などと検索すると、封筒の同一の面(のり代がある方)の左上に自分(差出人)の住所、右下に宛先を書く例がたくさん出てきますが、これはアメリカ式です。
イギリスでこれをやると、窓口の人に自分の住所に大きな「×」を書かれた挙げ句、上から切手を貼られるます(私は2回やらかし、2回とも貼られました)。勿論嫌がらせではなく、単純に紛らわしい=配達ミス防止のためだと思われます(たぶん…)
このイギリス方式はあまりメジャーではないようですが、他の方もブログで同様の経験について言及されています(https://ameblo.jp/momotomomokolife/entry-12005375698.html)
トラップですね。
というわけでイギリス発送の郵便物は表面に大きく宛名、裏面に小さく住所、です。